自民党派閥による裏金問題で離党した世耕弘成衆院議員(和歌山2区)が28日、党本部で鈴木俊一幹事長と面会し、復党願を提出した。複数の党関係者が明らかにした。
復党の手続きと今後の見通し
自民党は今後、党紀委員会で協議し、復党を認めるか判断する。また、世耕氏の地元和歌山県連や、問題発覚時に所属していた参院自民党の執行部の意見も聞く方針だという。
世耕氏の経歴と裏金問題
世耕氏は官房副長官や経済産業相、参院自民党幹事長などを歴任し、旧安倍派の有力議員「5人衆」の一人に数えられた。裏金問題発覚時は旧安倍派の参院側トップの立場にあり、党から離党勧告処分を受けて2024年4月に離党。その後、同年10月の衆院選に参院議員からくら替えして無所属で立候補し当選。2025年2月の衆院選も無所属で再選し、現在は衆院で自民会派に所属して活動している。
世耕氏の復党が認められれば、旧安倍派「5人衆」の復権がさらに進むことになる。党内では既に、裏金問題に関与した議員の復党や公認を巡って、疑問の声も上がっている。



