福井県新副知事「さん付けで呼んで」 風通し良い組織目指す
福井県新副知事「さん付けで」 風通し良い組織目指す

福井県の副知事に就任した武部衛さん(58)は25日、記者会見を開き、自身については「さん付けで呼んでください」と述べ、県庁内で一般的な肩書呼称をやめるよう呼びかけた。狙いは組織の風通しを良くすることだ。参考にしたのは、20代で派遣された民間企業での経験であると明かした。

「庁風改革宣言」の取り組み

会見でハラスメント対策を問われた武部さんは、直近まで部長を務めた未来創造部で4月から「庁風改革宣言」に取り組んだと説明。肩書文化から脱却し、互いをリスペクトする文化を育てるため、若手もベテランも「さん」付けで呼び合うようにしたという。

朝日新聞社での経験がきっかけ

発想のきっかけは、入庁3年目の1997年に1年間、研修派遣された朝日新聞社での経験だという。当時、橋本龍太郎首相の番記者などを務めた武部さんは、社内で「皆さん、社長にも上司にもさん付けで、素晴らしいと思った」と振り返り、組織風土の改善に期待を込めた。

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武部副知事は、この取り組みを県庁全体に広げたい考えで、今後も様々な改革を進める方針を示している。

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