栃木の観光農園で巨大看板が倒壊、台湾人観光客3人が下敷きに
2026年3月5日午前11時55分ごろ、栃木県那須町の観光農園「お菓子の城 那須ハートランド」で、大型の金属製看板が倒壊する事故が発生しました。倒れた看板の下敷きとなったのは、台湾人観光客3人で、全員が病院に緊急搬送されました。幸いにも、3人とも命に別条はない状態とのことです。
強風注意報発令中の事故発生
事故当時、栃木県北部には強風注意報が発令されており、気象条件が悪化していました。那須塩原警察署の発表によると、倒壊した看板は縦約3メートル、横約4メートルの金属製で、施設名が1文字ずつ書かれた立て看板の一部でした。特に「ド」の文字が書かれた部分が根元から完全に倒れ、通行人に直撃した模様です。
バスツアー参加者が巻き込まれる
被害に遭った台湾人観光客は、105人が参加するバスツアーの一員でした。事故発生時、彼らはグループの最後尾を歩いており、突然倒れてきた看板に巻き込まれたとみられています。現場は観光農園の入り口付近で、多くの観光客が行き交うエリアだったため、より多くの被害が出る可能性もあった危険な状況でした。
那須塩原警察署は、強風が看板倒壊の直接的な原因と見て、詳細な調査を進めています。金属製の看板は風の影響を受けやすく、固定部分の老朽化や施工上の問題がないかも含め、徹底した検証が行われる予定です。また、観光施設側の安全管理体制についても、再点検が求められる事態となりました。
観光地の安全対策が課題に
この事故は、観光地における屋外看板や構造物の安全点検の重要性を改めて浮き彫りにしました。特に強風や悪天候が予想される季節には、施設管理者による定期的な検査と補強工事が不可欠です。那須町は国内外から多くの観光客が訪れる人気エリアであり、今回のような事故が観光イメージに与える影響も少なくありません。
警察と施設関係者は、被害者の早期回復を祈るとともに、再発防止策の策定に全力を挙げています。今後、同様の事故を防ぐため、自治体と観光施設が連携した安全点検の強化が急務となるでしょう。
