トランプ米大統領、イランのウラン奪取で軍事作戦を検討か 報復と長期化の懸念も
米紙ウォールストリート・ジャーナルは29日、トランプ米大統領が、イランが保管する濃縮ウランを奪取するための軍事作戦を検討していると報じた。この動きは、報復を招き、戦闘が長期化する恐れがあるとの見方も伝えられており、国際的な緊張が高まっている。
作戦の詳細とトランプ氏の見通し
同紙によると、トランプ大統領は周辺に、戦闘終結条件としてウランの引き渡しを受け入れさせるため、イランに対して圧力をかけるよう指示している。作戦が実行に移された場合、米軍部隊が数日以上イランに滞在する必要があるとみられている。
トランプ氏は、作戦実行に踏み切っても、4月中旬までの戦闘終結は可能だとの見通しを示したという。この発言は、迅速な解決を目指す姿勢を強調するものと解釈できる。
イラン情勢に関するトランプ氏の発言
トランプ大統領は29日、英紙フィナンシャル・タイムズに対し、イランがこれまでにホルムズ海峡で石油タンカー20隻の航行を許可したと語った。さらに、イランの主要石油積み出し拠点であるカーグ島の防衛態勢は脆弱だと指摘し、「非常に簡単に掌握できる」と主張した。
また、米国とイスラエルがイランの1万3千の標的を爆撃したと説明し、「3千ほどの標的が残っている」と話した。これらの発言は、イランに対する軍事的圧力を強める意図を示唆している。
懸念される報復と長期化のリスク
専門家の間では、このような軍事作戦が実行されれば、イラン側の報復を招き、戦闘が長期化する恐れがあるとの見方が広がっている。ウラン奪取をめぐる動きは、中東地域の安定に大きな影響を与える可能性が高い。
国際社会は、この事態を注視しており、外交的な解決策を模索する動きも活発化している。今後の展開によっては、さらなる緊張の高まりが予想される。



