ロシアのプーチン大統領は19日、中国を訪問した。2日間の日程で、20日に習近平国家主席と会談するほか、李強首相とも面会する。北京で14、15両日に実施された米中首脳会談を踏まえ、中ロ首脳はトランプ米政権への対応方針を協議し、連帯強化を図る。両国が戦略パートナーと位置付けるイランを巡る情勢も会談の焦点となりそうだ。
米中首脳会談後の連帯強化
今回の訪中は、米中首脳会談直後のタイミングで行われた。トランプ政権の外交政策に対し、中ロが足並みをそろえる狙いがある。特に、イラン情勢を巡っては、米国が追加制裁や軍事行動の可能性を示唆する中、中ロが共同で対応する姿勢を確認する見通しだ。
エネルギー協力の拡大
ロシアは中国にとって主要な原油調達先である。イラン情勢の影響で中東原油の確保が不安視される中、中ロ首脳はエネルギー分野の協力拡大を協議する可能性がある。具体的には、天然ガスパイプラインの新設や長期契約の更新などが議題に上るとみられる。
両首脳はまた、ウクライナ情勢や北朝鮮問題など、国際的な安全保障課題についても意見交換を行う予定だ。プーチン大統領の訪中は、中国との戦略的パートナーシップを再確認する場となる。



