金正恩総書記、現代戦想定の演習を視察 無人攻撃機や新型戦車導入 娘も同行
金正恩総書記、現代戦演習視察 無人攻撃機や新型戦車導入

金正恩総書記、現代戦想定の軍事演習を視察 無人攻撃機や新型戦車を導入

北朝鮮メディアは2026年3月20日、金正恩朝鮮労働党総書記が19日に軍の訓練基地を訪れ、歩兵や戦車部隊による大規模な軍事演習を視察したと報じました。この演習は、現代戦を想定したもので、無人攻撃機や新型戦車を活用した陸上部隊が敵陣に侵攻する内容となっています。金氏の娘も同行し、家族ぐるみでの視察が行われました。

米韓軍事演習への対抗姿勢と実戦経験の応用

この演習は、19日に終了した米韓の大規模軍事演習に対抗する姿勢とみられています。北朝鮮は、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵支援で得た実戦経験を、今回の演習に応用している可能性があると指摘されています。首都防御軍団の訓練基地で実施され、偵察情報を基に無人機で敵の指揮拠点を攻撃する訓練が行われました。

新型戦車については、無人機などの対戦車兵器を無力化させる「防護システム」の性能を確認。金氏は、戦車の探知システムが向上したことで夜戦の弱点を克服したと評価し、現代戦の動向に合わせて戦車の性能を高めるよう指示を出しました。また、金氏は娘と共に戦車に乗り、現場での指導を行いました。

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軍の人事異動も確認

20日の報道では、軍の総政治局長に金成基氏が就いていることも確認されました。この人事異動は、北朝鮮軍の組織強化や現代戦への対応を進める一環とみられます。演習を通じて、北朝鮮が軍事技術の向上と実戦対応力をアピールする意図がうかがえます。

全体として、金正恩総書記の指導の下、北朝鮮が無人攻撃機や新型戦車を導入し、現代戦に備えた軍事演習を強化している様子が浮き彫りになりました。国際社会の緊張が高まる中、北朝鮮の軍事動向には今後も注目が集まりそうです。

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