ロシアが一方的に宣言した対ドイツ戦勝記念日に合わせた2日間の「停戦」期間が、モスクワ時間8日午前0時(日本時間同午前6時)に始まった。しかし、ロシア国防省はモスクワで9日に行われる式典をウクライナが妨害した場合、首都キーウに対して大規模攻撃を実施すると改めて威嚇しており、緊張が高まっている。
停戦期間の開始と威嚇
ロシア大統領府は、式典に合わせてスロバキアなど4カ国の首脳らがモスクワを訪問すると発表した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、これらの首脳らの式典出席を「推奨しない」と表明し、攻撃を受ければロシア内陸部を標的にすると主張した。
ロシア国営テレビの報道
ロシア国営テレビは7日、ロシア軍がキーウ中心部を攻撃する場合、日本など各国大使館やウクライナの中枢機関が集中する地域が標的になる可能性があると報じた。また、最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」の使用が取りざたされている。
和平への可能性
ロシアのウシャコフ大統領補佐官は7日、「ゼレンスキー氏が重大な一歩を踏み出せば、両国は和平に向け大きく前進する」と指摘した。しかし、現時点では双方の立場に隔たりがあり、停戦が恒久的な和平につながるかは不透明だ。



