イスラエル外相、イランの地下核計画移転を諜報で把握し「今、行動が重要だった」と強調
イスラエル外相、イランの地下核計画移転を諜報で把握

イスラエル外相、イランの地下核計画移転を諜報で把握し「今、行動が重要だった」と強調

イスラエルのギデオン・サール外相(59)は19日、エルサレムで読売新聞の単独インタビューに応じ、イランが空爆では破壊できない非常に深い地下に核計画を移そうとしていたことを諜報で把握したと明らかにした。サール氏は「今、行動することが極めて重要だった」と述べ、対イラン軍事作戦を自衛のための作戦と正当化した。

イランへの攻撃の狙いと真の目的

サール外相は、イラン南部のガス田施設への攻撃について、「イランは民間人とエネルギー施設、空港などの社会基盤を意図的に標的にしている。我々は、エネルギー施設を標的にできることを示した」と説明。現時点では再攻撃の意図はないとしつつ、米国との協調攻撃ではなくイスラエルによる単独攻撃であることを強調した。

軍事作戦の真の目的については、「イランからイスラエルに向けられている存立に関する脅威を取り除くことだ」と指摘。核計画の兵器化だけでなく、弾道ミサイルの生産や軍需産業全体を破壊していると述べ、体制そのものも標的としていることを明らかにした。ただし、体制を変えることはイラン国民に委ねられるとし、イスラエルは体制を弱体化させ、崩壊の条件を整える必要があると語った。

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核計画の差し迫った脅威と国際法違反への反論

イランの核計画が差し迫った脅威だったかとの問いには、「100%だ」と断言。数週間から数か月のうちに取り返しのつかない事態になっていた可能性を指摘し、地下深い施設への移転計画を正確に把握していたと説明した。サール氏は「そこは空爆では破壊できない場所だ。今、行動することが重要だった」と繰り返し強調した。

国際社会から国連安全保障理事会の決議がない攻撃は国際法違反だとの指摘に対しては、イランがイスラエル国家の消滅を公言し、攻撃を続けてきたことを挙げて反論。国連憲章第51条が自衛権を認めていると述べ、中国やロシアの反対で安保理決議が現実的でないと主張した。「完全に国際法に沿った行動だ。我々は、生き延び、自らを守らなければならない地域に生きている」と語った。

新たな最高指導者や軍事作戦の継続について

イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師の評価については、「もし生きているなら証明するべきだ」と述べ、生存を疑問視。国を運営しているのは革命防衛隊だとし、人物的には父親以上に過激だと評価した。標的については事前に明らかにしないと述べた。

軍事作戦の継続期間については、「戦争で重要なのは、目的であって日程ではない」とし、イスラエル国民が継続する覚悟があると強調。安全保障と未来にとって重要な問題だと理解していると語った。

レバノンやガザ情勢、日本への期待

レバノンの戦闘では、ヒズボラの武装解除が重要だと指摘。レバノンとの和平を望みつつ、問題はヒズボラにあると述べた。ガザの和平計画については、トランプ米大統領の計画を支持し、ハマスとイスラム聖戦の武装解除と非武装化を核心としていると説明。住民殺害の指摘には、犠牲者の中にテロリストが含まれると反論し、付随的な被害を最小限に抑える努力をしていると語った。

日本への期待としては、防衛協力を含む協力を提案。ホルムズ海峡問題は世界的な課題だとし、米国の同盟国として貢献を考えるよう勧めた。イスラエルは米国と緊密に連携していると述べた。

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