ペルー大統領選は混戦状態 ケイコ・フジモリ氏が一歩先行も過半数に届かず
ペルーで12日、大統領選挙が実施されました。世論調査によると、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で、右派政党フエルサ・ポプラルの党首を務めるケイコ・フジモリ氏(50)が一歩先行しています。しかし、候補者が乱立しているため支持が分散しており、選挙戦は混戦模様を呈しています。
ケイコ・フジモリ氏の4度目の挑戦と政策
ケイコ・フジモリ氏は今回が4度目の大統領選挑戦となります。昨年10月に出馬を表明した際には、「父のように約束を守り、国を統治する」と宣言しました。選挙戦では、治安対策の強化や教育の充実、汚職根絶に向けた政府の透明性向上などを訴えています。
外交面では、ルーツを持つ日本との関係強化を図る可能性があると見られています。また、今年1月には、米国によるベネズエラの反米マドゥロ大統領拘束を支持すると表明し、トランプ米政権に接近する姿勢を示しました。
世論調査の結果と決選投票の可能性
地元メディアの最近の世論調査によると、ケイコ・フジモリ氏の支持率は11%から18%の範囲で首位を維持しています。しかし、2位の候補は調査によって異なり、支持が分散している状況です。
いずれの候補も当選に必要な過半数票に届かない場合は、上位2人が6月7日に決選投票に進むことになります。日本時間13日中に大勢が判明する見込みです。
日系大統領誕生の可能性
ケイコ・フジモリ氏が当選を果たせば、父に続く日系大統領の誕生となります。過去3度の挑戦では惜敗しており、今回の選挙が歴史的な転換点となる可能性があります。
選挙結果は、中南米地域の政治動向や国際関係にも影響を与えると予想されます。混戦状態の選挙戦は、今後の展開に注目が集まっています。



