シンガポールのバラクリシュナン外相が26日、北朝鮮の平壌に到着し、崔善姫外相と会談した。両国は2018年の米朝首脳会談以来、一定の交流を維持してきた。今回の訪問では、両国関係をさらに強化する方針が確認されたとみられるが、詳しい議題は明らかにされていない。
韓国との連携も視野に
韓国メディアによると、バラクリシュナン氏は28日に韓国の趙顕外相とソウルで会談する予定だ。韓国側は、シンガポールを通じて北朝鮮の意向を間接的に探り、南北関係の改善につなげたい考えとされる。
米朝首脳会談の開催地としての役割
シンガポールは2018年6月、史上初の米朝首脳会談の開催地となった。以降、北朝鮮との外交チャンネルを維持しており、今回の訪朝もその一環とみられる。バラクリシュナン氏は訪朝に先立ち、25日に北京で中国の王毅外相とも会談しており、地域情勢に関する意見交換を行った可能性がある。
北朝鮮をめぐっては、核問題や国際社会との関係改善が課題となっている。シンガポールの仲介役としての動きが、今後の北東アジア情勢にどのような影響を与えるか注目される。



