ロシア外務省は7日、アルメニアで開催された欧州政治共同体(EPC)首脳会合において、ウクライナのゼレンスキー大統領に演説の機会を提供したとして、アルメニア大使を外務省に呼び出し、正式に抗議したことを明らかにした。
ロシアの抗議内容
発表によると、ロシアのガルージン外務次官はアルメニア大使に対して、「ゼレンスキー氏がロシアに対するテロの脅迫を述べる場を提供したことは、断固として受け入れられない」と厳しい口調で伝えた。この抗議は、ゼレンスキー氏がアルメニアでの演説で行った発言を受けたものである。
ゼレンスキー氏の発言
ゼレンスキー氏は4日、アルメニアでの演説の中で「ロシアは赤の広場に無人機が飛来するのを恐れている」と述べ、ロシアの安全保障上の懸念をあおるような内容を含んでいた。この発言は、ロシア政府にとって許容できないものと受け止められた。
ロシアとアルメニアは伝統的に友好関係にあったが、近年、アルメニアが欧州連合(EU)やNATOとの連携を深める動きを見せており、両国関係に緊張が生じている。今回の抗議は、そうした背景の中で行われたものとみられる。



