EU、自動車関税引き上げで米国に合意順守を要求 貿易担当相会談
EU、自動車関税引き上げで米国に合意順守要求

欧州連合(EU)欧州委員会の通商担当閣僚であるシェフチョビッチ欧州委員は5日、米通商代表部(USTR)のグリア代表とパリで会談した。この会談では、トランプ米大統領が主張するEUからの輸入自動車に対する関税強化について議論が交わされた。EU側は、昨年7月に合意された貿易合意の順守を米側に強く求めた。

トランプ大統領の警告

トランプ大統領は1日、EUから輸入する自動車とトラックへの関税を25%に引き上げると警告していた。この警告の背景には、EU側の立法手続きの遅れに対する不満があるとみられている。EUの立法プロセスが米国の期待するペースで進んでいないことが、トランプ氏の関税引き上げ発言につながった可能性が高い。

EU側の見通し

EU欧州委員会によると、シェフチョビッチ氏はグリア氏との会談で、米国製の工業製品への関税撤廃などを含む立法手続きが完了する見通しを伝えた。EUは、合意内容を誠実に履行する姿勢を示すことで、米国側の理解を得ようと努めている。しかし、具体的な完了時期については明らかにされていない。

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今回の会談は、両者の貿易関係における緊張を緩和するための重要な一歩と位置づけられる。EUは、関税引き上げが実現すれば両国経済に悪影響を及ぼすと警告しており、引き続き対話を通じた解決を目指す方針だ。

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