全米各地で反トランプデモが拡大 移民政策と軍事行動に抗議の声
米国各地で3月28日、トランプ大統領の強権的な政治手法に抗議する大規模なデモが実施されました。参加者たちは「NO KINGS(王はいらない)」をスローガンに掲げ、強硬な移民摘発やイランへの軍事攻撃に批判の声を上げました。
3度目の全国規模デモ 最大規模に
昨年1月のトランプ大統領の2期目就任以降、同様のデモはこれで3度目となります。主催者によると、今回は3,000カ所以上で開催が呼びかけられ、過去最大規模の抗議活動となりました。全米各地で市民が街頭に立ち、政権の政策に対する強い不満を表明しました。
ニューヨークでは数千人が行進
東部ニューヨーク・マンハッタンでは、数千人の参加者がセントラルパークから繁華街のタイムズスクエアを越えて1キロ以上を行進しました。参加者たちは「戦争反対」「ICE(移民・税関捜査局)はいらない」などと書かれたプラカードを手に、「トランプは出て行け」と声を合わせました。
75歳の参加者キム・レンデルマンさんは「政権は好き勝手に戦争を仕掛けている」と非難しました。彼女はトランプ大統領への支持が根強いことを認めつつも、「米国は真っ二つに分断されているが、戦争を嫌う人は多いはずだ」と語り、米社会の深い分断を指摘しました。
国際的な注目も集める
オランダから観光に訪れていた22歳の大学生の女性は、デモの規模に驚きを隠せませんでした。「これほど多くの人が団結し立ち上がるとは素晴らしい」と感想を述べ、抗議活動が国際的な注目を集めていることを示しました。
今回のデモは、トランプ政権の移民政策や外交方針に対する国内の強い反発を浮き彫りにしました。強権的な政治手法への懸念が高まる中、市民による抗議活動が今後も継続する可能性が高いと見られています。



