トランプ米大統領、キューバの「間もなく崩壊」を予測 ルビオ長官が交渉担当に
トランプ米大統領は6日、共産党独裁体制の転換を目指して圧力をかけているキューバに関して、「間もなく崩壊する。取引をしたがっている」と強く主張しました。この発言はCNNテレビのインタビューで明らかにされたもので、大統領はルビオ国務長官を交渉担当に当たらせる考えを示しましたが、交渉の詳細や具体的な時期については明らかにしていません。
圧力強化策の一環としての米司法省の動き
ワシントン・ポスト紙電子版が6日に報じたところによると、米司法省はキューバ政府関係者の訴追に向けて作業部会を設置しました。これは圧力強化策の一環と見られており、同紙の情報では、米司法省が移民や経済などを巡る連邦法違反の罪でキューバ政府関係者の訴追を模索しているとされています。この作業部会は、キューバ移民が多い南部フロリダ州の連邦地検が統括する見通しです。
トランプ政権のキューバへの戦略的背景
トランプ政権は、ベネズエラやメキシコからの石油供給を遮断することでキューバを追い込む戦略を取っています。さらに、1月にはベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束して米国に連行しました。この行動について、トランプ政権はマドゥロ氏が米国内で麻薬密輸などの罪で起訴されていることから、「合法的な法執行だ」と正当化しています。
ルビオ国務長官の役割と背景
ルビオ国務長官は、両親がキューバ移民であり、対キューバ強硬派として知られています。この背景から、交渉担当としての指名は、キューバ問題に対する強硬な姿勢を維持しつつ、外交的なアプローチを模索する意図があると推測されます。トランプ大統領の発言は、キューバの現体制に対する不信感と、政治的変革を促す圧力の継続を強調しています。
全体として、トランプ政権はキューバに対して多角的な圧力を強化しており、今後の交渉の行方に注目が集まっています。国際社会では、この動きが地域の安定に与える影響について懸念の声も上がっています。
