米国2月貿易赤字が4.9%増加、2カ月ぶりの拡大に
米商務省が4月2日に発表した2026年2月の貿易統計によると、モノとサービスを合わせた国際収支ベース(季節調整済み)の貿易赤字は、前月比4.9%増の573億4700万ドル(約9兆1000億円)となりました。赤字幅は2カ月ぶりに拡大する結果となり、米国経済の動向に注目が集まっています。
輸出は過去最高を更新、輸入も増加傾向
詳細な内訳を見ると、輸出は4.2%増の3147億8700万ドルと過去最高を記録しました。一方、輸入も4.3%増の3721億3500万ドルと堅調な伸びを示しており、貿易赤字の拡大を後押しする形となりました。
対日・対中貿易赤字は大幅に縮小
モノの通関ベース(季節調整前)の貿易収支を国別に分析すると、対日本の貿易赤字は12.4%減の43億8100万ドル、対中国の貿易赤字は13.5%減の110億900万ドルと、いずれも前月から大幅に縮小しています。この傾向は、米国と主要貿易相手国との経済関係の変化を示唆するものとして、専門家の間で議論を呼んでいます。
今回の発表は、米国経済の国際的な競争力や貿易政策の効果を評価する上で重要な指標となります。今後の動向については、為替相場や国際情勢の影響も含め、継続的な監視が必要です。



