プーチン氏、ウクライナ侵攻はEU接近が契機と主張 アルメニアをけん制
プーチン氏、ウクライナ侵攻はEU接近契機と主張

ロシアのプーチン大統領は29日、カザフスタンの首都アスタナで開かれたユーラシア経済同盟(EAEU)の首脳会合後に記者会見し、ウクライナ侵攻の理由について「ウクライナが欧州連合(EU)に加盟しようとしたことから始まった」と述べた。その上で、EAEUに加盟しながらEUへの接近を進めるアルメニアに対し、強いけん制を加えた。

プーチン氏の主張

プーチン氏は、EU加盟とEAEU加盟は「両立不可能」との従来の立場を繰り返し、アルメニアがEU加盟を追求し続ければ、ロシアとの経済協力で得ている関税優遇やエネルギー供給、移民労働者の待遇改善などの恩恵が失われると警告。「ほぼ全ての取り組みを縮小せざるを得ない」と強調した。

アルメニアへの影響

アルメニアはロシア主導のEAEU加盟国だが、近年はEUとの関係強化を模索しており、プーチン氏の発言は同国への明確な圧力とみられる。専門家は、アルメニアがEU加盟を正式に申請すれば、ロシアとの経済関係が悪化し、特にエネルギー分野で深刻な影響が出ると指摘する。

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ウクライナ侵攻をめぐる議論

プーチン氏は、ウクライナのEU加盟志向が安全保障上の脅威となったと繰り返し主張してきた。一方、ウクライナや西側諸国は、ロシアの侵攻は主権国家の選択を否定するものだと非難している。今回の発言は、EAEU加盟国に対し、ロシアの影響力から離脱することの代償を改めて示す意図があるとみられる。

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