米CSIS試算、トマホーク備蓄回復に4年超 イラン戦闘で消耗
米CSIS試算、トマホーク備蓄回復に4年超

米シンクタンクが試算、トマホーク備蓄回復に4年超

米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は27日、米軍がイランとの戦闘で消耗した主要ミサイルの備蓄回復に必要な期間を試算した結果を公表した。巡航ミサイル「トマホーク」については、戦闘開始前の水準に戻すまでに4年以上かかると推定している。CSISは中国を念頭に、備蓄減少が「西太平洋で起こり得る紛争への脆弱性」を生んでいると警告した。

試算の詳細と影響

試算によると、米軍は対イラン軍事作戦で1000発以上のトマホークを使用した。備蓄の回復には2030年後半から2031年前半までかかる可能性があるとしている。トマホークは日本も米国から最大400発を取得する予定だが、納入が大幅に遅れる見込みだとされている。

CSISの報告書は、トマホークの備蓄減少が米軍の即応態勢に影響を与え、特に西太平洋地域での紛争対応能力を低下させると指摘。中国の軍事力増強を背景に、地域の安全保障環境が悪化する中で、米軍の抑止力維持が課題となると分析している。

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