国連安全保障理事会のハイレベル会合が26日、今月の議長国である中国の王毅外相の主宰でニューヨークの国連本部で開催された。会合のテーマは「国連中心の国際システム強化」であった。
ロシアの日本批判
ロシアのネベンジャ国連大使は、日本が「再軍備」を推進し、国連中心の国際システムを損なっていると批判した。ネベンジャ氏は国連憲章の「敵国条項」に触れ、「日本が軍備を拡大し、憲法改正を公然と議論している」と述べ、「第2次大戦で敗北した国が、その結果を書き直すための口実を探している」と主張した。また、ドイツについても同様の批判を行った。
一方、王毅外相は日本について直接言及しなかった。
ビザ問題への不満
ネベンジャ氏はさらに、会合に出席予定だったロシアのアリモフ外務次官に対し、米国がビザ(査証)を発給しなかったとして、発給を義務付ける国連本部協定違反だと非難した。イラン外務省によると、同国のアラグチ外相もビザの問題で欠席した。
米国と国連が1947年に結んだ国連本部協定は、国連の会議などに出席する各国代表に迅速にビザを発給するよう米国に義務付けている。



