イタリアのメローニ首相は20日、ローマを訪問したインドのモディ首相と会談し、両国関係を「特別な戦略的パートナーシップ」に格上げすることで合意した。会談後に発表された共同声明によれば、両首脳は貿易や投資、先端技術分野などでの協力強化に合意したほか、インド、中東、欧州を結ぶ経済回廊構想の推進でも一致した。
貿易額拡大目標を設定
共同記者会見でメローニ首相は「両国はかつてないほど緊密な関係にあり、潜在能力を発揮できる段階にある」と強調。現在約140億ユーロ(約2兆5千億円)の両国間貿易額を、2029年までに200億ユーロに拡大する目標を表明した。
先端技術分野での協力
共同声明では、人工知能や宇宙技術、サイバーセキュリティなど先端技術分野での協力強化も盛り込まれた。両首脳は、これらの分野での共同研究や人材交流を促進することで合意した。
また、インド太平洋地域の安定と繁栄に向けた協力の重要性でも認識を共有。防衛や安全保障分野での対話を深化させることも確認した。



