ポーランド通信は18日、同国政府がザレフスキ、トムチク両国防副大臣をワシントンに派遣すると報じた。米国防総省がポーランドへの米軍部隊約4000人の派遣を中止したとの米メディア報道を受け、米国防総省や国務省の高官と会談し、トランプ政権の真意を確認するためだ。
コシニャクカミシュ国防相も20日、ポーランドを訪問する米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長と会談する。さらに、ポーランド軍のククワ参謀総長は19日に北大西洋条約機構(NATO)のグリンコウィッチ欧州連合軍最高司令官(米空軍大将)と協議する予定だ。
ポーランドでは、米軍派遣中止の報道に動揺が広がっている。ザレフスキ氏は18日、ポーランドのメディアに対し「今週中に状況を解明する」と語った。ポーランド政府は、米軍の派遣中止が一時的なものか、恒久的なものかを含め、詳細な情報収集を急いでいる。
今回の派遣中止報道は、トランプ政権の欧州駐留米軍見直しの一環とみられている。ポーランドはロシアの脅威に対抗するため、米軍のプレゼンス強化を重視しており、今回の動きに警戒感を強めている。



