「救える命が助からない」レバノン活動の邦人医師が悲痛な訴え
「救える命が助からない」レバノン活動の邦人医師

イスラエル軍の攻撃が続くレバノン南部で、国境なき医師団(MSF)の救急医として活動する渡辺紗耶香さん(38歳、山梨県出身)が、共同通信のオンライン取材に応じました。渡辺さんは、空爆により救助活動が困難になっている現状を訴え、「救えるはずの命も助からない。民間人ががれきの中に取り残され、犠牲になっている」と悲痛な声を上げました。

レバノン情勢と医師の活動

レバノンでは、親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦が3月2日に再開して以降、2900人以上が死亡しています。渡辺さんは4月中旬から南部のナバティエに入り、中核病院でイスラエルの空爆による負傷者の治療に当たっています。イスラエルによる退避勧告が連日出る中、他のスタッフと共に病院に寝泊まりしながら、24時間体制で対応を続けています。

救助活動の困難さ

渡辺さんによると、空爆の激しさから救急車が現場に到着できず、負傷者を病院に搬送するのが難しい状況です。また、病院自体も攻撃の危険にさらされており、医療スタッフの安全確保が課題となっています。渡辺さんは「国際社会の関心が薄れる中、現地の惨状を伝え続ける必要がある」と強調しました。

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