台湾北部に新たなランドマーク「淡江大橋」が開通
2026年5月12日、台湾北部の観光地・淡水において、台湾海峡に注ぐ淡水河の両岸を結ぶ「淡江大橋」が正式に開通した。この橋は、世界的に有名な英国の建築家、故ザハ・ハディド氏の設計事務所が手掛けたことで注目を集めている。全長920メートルの斜張橋で、1本の主柱からケーブルを放射状に延ばして橋全体を支える構造が特徴。左右非対称のデザインが独特の美しさを醸し出し、周辺の景観に調和するよう細心の注意が払われた。
開通式典で頼清徳総統が称賛
開通に先立つ5月9日夜、現地で開催された式典には、台湾の頼清徳総統が出席し、「淡江大橋は単なる建築物ではなく、芸術品である」と高く評価した。橋は自動車、自転車、歩行者の通行に対応しており、将来的には路面電車のようなライトレールの運行も計画されている。これにより、周辺地域の交通渋滞緩和やアクセス向上が期待され、地元経済の活性化にも寄与する見通しだ。
観光名所としての期待
淡水は台北から近く、夕日の美しさで知られ、日本人観光客にも人気のスポット。淡江大橋は景観を損なわないよう設計されており、新たな観光資源として大きな期待が寄せられている。開通初日から多くの市民や観光客が訪れ、橋の上から淡水河や台湾海峡を望む絶景を楽しんだ。地元メディアは「淡江大橋が淡水の新たなシンボルになる」と報じている。



