自民党のプロジェクトチーム(PT)は20日、子どもの自殺を防ぐための対策について政府への提言を取りまとめた。提言では、自殺リスクの高い子どもの情報を集約し、個別の支援策を決定するための協議会の設置を自治体に促すため、財政支援を充実するよう求めている。
協議会設置の背景
今年4月に全面施行された改正自殺対策基本法により、自治体は児童相談所や警察などの関係機関で構成される協議会を設置できるようになった。この協議会は、リスクの高い子どもを早期に把握し、適切な支援につなげることを目的としている。
提言の主な内容
- 政府による設置目標の設定:協議会の設置について国が明確な目標を定めること。
- 計画的な設置と好事例の普及:自治体が計画的に協議会を設置し、成功事例を全国に広げる取り組みが必要と指摘。
- SNS事業者への対応:SNSなどの事業者に対しても、子どもの自殺リスクに関連する情報への適切な対応を求める視点が重要とされた。
今後の課題
提言では、財政支援の充実に加え、関係機関の連携強化や専門人材の育成も重要だとしている。また、家庭や学校での予防策の強化も求められている。自民党PTは、政府がこれらの提言を踏まえて早期に対策を実施するよう期待を示している。



