パキスタン、イラン軍機の駐機をひそかに許可か
米CBSテレビは11日、米国とイランの戦闘終結に向けた協議の仲介国であるパキスタンが、自国の空軍基地にイラン軍機が駐機することを秘密裏に許可していたと報じた。これは米軍の空爆からイラン軍機を保護する目的があったとされる。複数の米当局者の情報に基づくという。一方、パキスタン政府はこの報道を強く否定している。
米議員が仲介国の立場に疑問
米与党共和党の重鎮であるグラム上院議員は、X(旧ツイッター)上で、この報道が事実であれば、仲介国としてのパキスタンの役割を「再評価する必要がある」と指摘し、その立場を疑問視した。同議員は、パキスタンが中立性を欠く行動をとった場合、和平プロセスに悪影響を及ぼす可能性があると警告した。
停戦発表後の動き
CBSの報道によれば、米東部時間4月7日に停戦が発表された数日後、イランは複数の航空機をパキスタンの首都イスラマバード近郊の空軍基地に移動させた。この動きは、米軍の空爆を避けるための措置とみられている。パキスタン政府は、このような動きはなかったと否定しているが、米国当局者は情報の信憑性を強調している。
この問題は、パキスタンが仲介国として果たす役割に疑問を投げかけるものであり、今後の米イラン協議に影響を与える可能性がある。専門家は、パキスタンが両国の信頼を得るためには、透明性のある対応が求められると指摘している。



