日本薬科大は、韓国ドラマやK-POPなどの「韓流」人気を受け、2023年度から東京都文京区のキャンパスで「韓国薬学コース」を開講している。このコースでは、韓国語や文化、伝統医学を幅広く学ぶことができ、これまでに16人が受講した。
コース内容と今後の展開
コースでは、薬草や果実、木の根を使った韓国茶の飲み比べ実習や、K-POPダンスの実習など、多岐にわたる授業が提供されている。昨年8月にはソウル研修を実施し、香水作りも体験した。希望者は、韓方医学で定評のある韓国・慶熙大学などへの短期留学も可能だ。
2027年度からは、韓国コスメの人気を踏まえてコース名を「コスメティックサイエンス専攻」に変更し、韓国に関わる多様な人材育成を目指す。コース設立を主導した新井一郎教授(70)は、「漢方薬学が本学の売りという背景もある中、韓国自体に関心を持つ学生を集めた文系、理系の枠にはまらないコースをつくりたかった」と説明する。
韓方とは
韓国では、中国から伝わった漢方を独自に発展させたものを「韓方」と呼び、伝統医学として親しまれている。本コースでは、韓方の基礎から応用までを学び、実践的なスキルを身につけることができる。



