米中、核実験の実施巡り対立 NPT再検討会議の委員会で激しい応酬
米中、核実験巡り対立 NPT再検討会議で応酬

【ニューヨーク共同】米国のヨー国務次官補は1日、ニューヨークで開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第1委員会(核軍縮)で、中国が2020年に核爆発を伴う核実験を実施したと指摘し、「モラトリアム(一時停止)に反している」と非難した。これに対し中国の代表は「完全に事実無根だ」と強く反論し、両国の間で激しい対立が生じた。

米国、中国の核実験実施を非難

トランプ米大統領は、中国やロシアと「同等の水準」での核実験再開を指示している。ヨー氏は米国の核実験再開について直接言及することを避けつつも、「他国が核実験を実施する一方で米国が行わないという状況は、米国を極めて不利な立場に置きかねない」と強調した。さらに、中国は「核戦力についてあらゆる形の透明性を示していない」と批判した。

中国側、反論と批判

中国の代表は、中国は包括的核実験禁止条約(CTBT)に違反するいかなる活動も行っていないと反論した。その上で、「米国は核実験再開の口実を作るために他国を中傷している」と批判した。また、米ロ両国を念頭に「中国の核戦力は、世界の核兵器の9割を保有する国々と同レベルではない」と主張した。

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