タイ、タクシン元首相を仮釈放 収監8カ月で政界への影響は限定的
タイ、タクシン元首相を仮釈放 収監8カ月で影響限定的

タクシン元首相、仮釈放される

タイのタクシン元首相(76歳)が11日、首都バンコクの刑務所から仮釈放された。汚職罪で昨年9月から1年の刑期で収監されていたが、年齢や刑務所内での態度などの基準を満たしたとして、矯正局が約8カ月での仮釈放を認めた。

政界への影響は限定的か

タクシン派の「タイ貢献党」は今年2月の総選挙で第3党に転落しており、仮釈放による政界への影響は限定的との見方が多い。タイでは4月に「タイの誇り党」の保守連立政権が発足。貢献党は与党として参画するが、2023年から25年にかけて政権を主導した勢いは失った。

タクシン氏は23年に国外逃亡先から帰国後、政治的な影響力をあからさまに発揮したことが保守層の反感を買ったとの指摘があり、今後の動向が焦点となる。

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国外逃亡から帰国、収監までの経緯

タクシン氏は2006年のクーデターで首相の座を追われた後、国外逃亡を続けた。タクシン派主導の政権発足が確実になった23年に帰国後、首相在任時の汚職罪で禁錮刑を言い渡されたが、体調不良を理由に警察病院滞在を許された。しかし25年9月に最高裁がこの措置を不適切だったと判断し、収監された。

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