韓国・ソウルの少女像防護柵が約6年ぶり撤去、慰安婦問題象徴
韓国・ソウルの少女像防護柵が約6年ぶり撤去

韓国・ソウルの旧日本軍従軍慰安婦問題を象徴する少女像を囲んでいた防護柵が6日、約6年ぶりに撤去された。この少女像は在韓日本大使館前に設置されており、問題を否定する右派系団体の代表が最近、元慰安婦らの名誉を毀損した罪で逮捕・起訴されたことを受け、地元当局が撤去を決定した。

防護柵撤去の背景

少女像は2011年12月に設置されて以来、撤去を求める右派系団体の活動が激化。2020年からは防護柵で囲まれていた。しかし、右派系団体の代表が逮捕されたことで、像周辺での集会が中断されたことを踏まえ、地元当局が撤去に踏み切った。

市民団体の反応

慰安婦問題を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」は6日、像の前で水曜恒例の集会を開催。「歴史否定勢力の代表的人物が逮捕され、少女像は市民の元へ帰ってきた」と主張し、撤去を歓迎した。

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彫刻家夫妻の思い

少女像を制作した彫刻家の夫婦も像の補修作業を実施。妻の金曙ギョンさん(60)は「損壊などの被害を受ける心配もあるが、『共感の場』が取り戻せたことはうれしい」と語った。彼女は像を磨きながら、長年の活動に感慨を述べた。

今回の防護柵撤去は、慰安婦問題をめぐる韓国社会の新たな局面を示すものとして注目されている。少女像は今後、市民が自由にアクセスできる空間として、慰安婦問題の記憶を伝える役割を担うことになる。

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