中国国家統計局が11日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で1.2%上昇しました。伸び率は前月から0.2ポイント拡大し、7カ月連続のプラスとなりました。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは1.2%の上昇で、前月から0.1ポイント拡大しています。
工業品卸売物価指数(PPI)もプラス維持
一方、3月に3年半ぶりにプラスに転じた工業品卸売物価指数(PPI)は、4月も2.8%の上昇を記録しました。これは、中東情勢の悪化による原油価格の高騰が大きく影響したとみられます。
物価上昇の背景
中国経済は、内需の回復や国際的な原材料価格の上昇を受けて、物価上昇圧力が続いています。特に、エネルギー価格の高騰は、企業の生産コストを押し上げ、消費者物価にも波及しています。
- CPIの上昇は、食品やエネルギー価格の上昇が主因。
- PPIの上昇は、原油や金属などの国際商品価格の高騰を反映。
- 中東情勢の不透明感が、原油価格の先行きに影響を与えている。
今後の物価動向は、中国の金融政策や国際情勢に左右される見通しです。



