九州大、英グラスゴー大と共同学位を新設 国立大の学部で初、2028年開始
九州大、英グラスゴー大と共同学位 28年開始

九州大学は、英国の伝統校であるグラスゴー大学と協力し、両大学の連名で学位を授与するジョイント・ディグリー(共同学位)制度に基づく新学科を設置することを発表した。この取り組みは、日本の国立大学の学部レベルでは初めての事例となる。2028年10月からの開始を予定しており、学生は両大学で学び、卒業時には両大学名が記載された学位を取得できる。

新学科の詳細

新学科は、課題解決型教育に力を入れる九州大学の共創学部と、環境分野で強みを持つグラスゴー大学の社会・環境サステナビリティー学部に設置される。アジアや欧州での現地調査を通じて、環境問題を深く学ぶことを目的としている。

教育課程とスケジュール

学生はそれぞれの大学に入学後、2年次にはグラスゴー大学で、3年次には九州大学で学ぶ。4年次は研究テーマに応じてどちらかの大学を選択できる。定員は両大学から各5人の計10人で、少人数制による密な指導が期待される。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

背景と意義

ジョイント・ディグリー制度は、2014年度に創設された。日本の私立大学の学部レベルでは、立命館大学がアメリカの大学と同様の枠組みを導入しているが、国立大学の学部では今回が初めてとなる。大学院レベルでは既に導入例があるものの、学部間での制度活用は九州大学が先駆けとなる。

九州大学の担当者は、「現場の感覚を身に付けた、環境に関する政策提言ができる人材を育てたい」と述べており、国際的な視野を持った環境専門家の育成を目指している。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ