アフリカのコンゴ(旧ザイール)とウガンダで発生しているエボラ出血熱に関し、国立健康危機管理研究機構は18日、日本の一般市民が感染する可能性は低いとするリスク評価を発表した。同機構によると、発生地と日本の直接往来は限定的であり、国内での感染リスクは低いとしている。
厚労相が会見で見解
上野賢一郎厚生労働相は記者会見で「現時点で、国内で患者が発生するリスクは低い。冷静な対応をお願いしたい」と述べ、国民に過度な不安を抱かないよう呼びかけた。厚生労働省は、コンゴやウガンダに滞在歴がある人に対し、検疫所での健康監視対象とし、健康状態の報告を求める方針を示した。
アビガンを英国に提供
一方、厚労省は同日、新型インフルエンザ薬「アビガン」を英国に提供したと発表した。これはハンタウイルス感染症の患者と接触した人の発症予防を目的としており、英国からの要請に応じたもの。国立健康危機管理研究機構によると、アビガンのハンタウイルス感染症発症予防効果は人では証明されていないが、ハムスター実験で効果が示唆されているという。



