アフリカ東部で豪雨被害が深刻化 地滑りや洪水で死者200人超える
アフリカ東部地域において、3月以降の豪雨による被害が急速に拡大している。エチオピア、ケニア、タンザニアの各国で地滑りや洪水が相次ぎ、欧米メディアの報道によれば、これまでに合計で200人以上の死者が出ている。この地域では毎年3月頃から始まる雨期に水害が頻発しており、恒久的な対策の実施が緊急の課題となっている。
各国で甚大な被害が発生 避難者数も急増
エチオピアでは、3月上旬に南部で大規模な地滑りが発生し、少なくとも125人の住民が死亡した。隣国のケニアでは、3月上旬から下旬にかけて首都ナイロビを中心に洪水が襲来し、88人が命を落としている。さらに、3万4千人を超える人々が家を追われ、避難生活を余儀なくされている状況だ。タンザニア南部でも3月下旬に地滑りが起こり、20人が死亡する惨事となった。
ナイロビでは排水施設の不備が批判の的に
ケニアの首都ナイロビでは、豪雨による冠水が深刻化する中で、排水施設の整備不足が被害を拡大させたとの批判が地元住民から強く上がっている。インフラの脆弱性が露呈する形となり、迅速な改善が求められている。アフリカ東部一帯では、気候変動の影響も懸念される中、水害への備えを強化するための国際的な支援や国内政策の見直しが不可欠な局面を迎えている。



