白黒パッケージの「かっぱえびせん」都内スーパーに登場、中東危機でインク調達不安定
白黒パッケージの「かっぱえびせん」都内スーパーに登場

パッケージが白黒になったカルビーの「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」が、東京都内のスーパーに並び始めた。6月1日、色とりどりのチップスの袋の横に、「石油原料節約パッケージ」と記された白黒の袋が登場し、消費者の注目を集めている。

白黒パッケージ導入の背景

カルビーは、中東情勢の緊迫化によってインクなどの原材料調達が不安定になったことを受け、主力14商品のパッケージをカラー刷りから白黒印刷に切り替える決定を下した。広報担当者は「商品の安定供給を最優先するための対応」と説明しており、当面の間、白黒パッケージでの販売が続く見通しだ。

消費者の反応

白黒パッケージのかっぱえびせんを手に取った都内の会社員男性(50)は、「むしろ目立って、これでいいじゃんと思う。ただ、石油由来製品のパニック買いを誘発するのではないかと懸念がある」と語る。同男性は帰宅後、小学生の子ども2人とカラーと白黒のパッケージを見比べながら、「日本の油はほとんど中東から来ているから、戦争が起きると油がなくなるんだよ」といった話をするつもりだという。

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業界への影響

今回のカルビーの措置は、包装の簡素化が食品業界全体に広がるきっかけとなる可能性がある。中東危機の長期化に伴い、インクや包装資材の価格高騰が懸念されており、他のメーカーも追随する動きが出るかもしれない。

消費者からは「環境に優しいのでは」と肯定的な意見がある一方、「商品の魅力が半減する」との声も聞かれる。カルビーは今後、消費者の反応を見ながら、パッケージデザインの恒久的な変更も検討するとしている。

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