スターフライヤー、北九州―台北線を9月に再開 6年半ぶりの国際線定期便復活
航空会社のスターフライヤー(本社・北九州市)は3月16日、運休中の北九州―台北線を9月2日に再開すると正式に発表しました。この路線は週3往復で運航され、同社にとって実に6年半ぶりの国際線定期便の復活となります。旺盛な訪日需要の取り込みを図り、今後は便数や路線の拡大を目指す方針です。
具体的な運航スケジュールと機材計画
運航スケジュールは、北九州発が日曜・水曜・金曜の午後11時40分で、台北には翌日の午前1時10分に到着します。一方、台北発は月曜・木曜・土曜の午前3時で、北九州には同6時20分に着く予定です。使用機材は主に150席規模を計画しており、運賃などの詳細については6月頃に公表される見込みです。
コロナ禍前からの経緯と今後の展望
スターフライヤーの国際線定期便は、コロナ禍前に北九州―台北線と中部(名古屋)―台北線の2路線がありましたが、いずれも2020年3月から運休していました。北九州空港内の本社ビルで報道陣の取材に応じた町田修社長は、「まずは台北線を毎日運航できるよう需要をつくり、今後は韓国などを結ぶ路線を展開したい」と意欲を語りました。
経営環境の変化と燃油サーチャージ導入の検討
一方で、町田社長は円安と原油高による経営環境の変化にも言及しました。燃料価格の変動に対応するため、国内線において「燃油サーチャージ」の導入を検討する考えを示しています。これは運賃に燃料コストを上乗せする仕組みで、航空業界全体が直面する課題への対応策として注目されます。
この再開は、北九州空港の国際線ネットワーク強化に寄与するとともに、地域経済への波及効果も期待されています。スターフライヤーは、台湾をはじめとするアジア市場との結びつきを深め、九州発展の一翼を担う役割を果たすことを目指しています。



