皇室典範改正協議、4月にも再開へ 与野党が全体会合で各党意見聴取方針確認
皇室典範協議4月再開へ 与野党が全体会合で意見聴取 (18.03.2026)

皇室典範改正の与野党協議、4月再開へ 首相は今国会中の成立に意欲

安定的な皇位継承に向けた皇室典範改正をめぐる与野党協議が、早ければ4月にも再開される見通しとなった。衆参両院の正副議長が18日に会談し、全体会合の早期開催方針を確認した。高市早苗首相は今国会中の改正成立に強い意欲を示しており、与党側は参院で審議中の新年度予算案成立後、議論を加速させる構えだ。

衆参正副議長が非公開会談 4月以降の全体会合で各党意見を聴取

衆院の森英介議長(自民党)と石井啓一副議長(中道改革連合)、参院の関口昌一議長(自民)、福山哲郎副議長(立憲民主党)が18日、衆院議長公邸に集まり、非公開で約30分間の会談を行った。関係者によると、会談では4月以降に与野党による全体会合を開催し、意見をまだ表明していない中道改革連合やチームみらいを含む各党からの意見聴取方針を確認した。

与野党は2024年から、皇位継承の安定化に向けた皇族数確保策を協議してきた。「立法府の総意」による皇室典範改正をめざし、政府の有識者会議が示した以下の2案を検討対象としている。

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  • 女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案
  • 旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案

これまで与野党と衆参正副議長による全体会合を計6回開催し、協議を進めてきたが、与野党間の意見は未だまとまっていない状況が続いている。

高市首相が今国会中の改正実現に意欲 予算案成立後、議論加速へ

高市早苗首相は皇室典範改正について、今国会中の成立を強く望む姿勢を示している。与党側は現在、参院で審議中の新年度予算案の成立を待ち、その後、皇室典範改正に関する議論を本格化させる方針だ。首相は「立法府の総意」の形成を重視しており、与野党協議の進展に大きな期待を寄せている。

皇室典範改正問題は、皇位継承の長期的な安定を確保するための重要な課題として位置づけられている。政府与党は早期の結論を求めているが、野党側には慎重な意見も根強く、今後の協議では各党の主張がさらに交錯することが予想される。

今後のスケジュールとしては、4月に予定されている全体会合で、中道改革連合やチームみらいなどからの意見聴取を実施。その後、与野党間での実質的な調整作業に入り、今国会中に改正案の概要を取りまとめることを目標としている。しかし、意見の隔たりが大きいため、協議が長期化する可能性も否定できない。

皇室典範改正をめぐる与野党協議の再開は、皇位継承問題の解決に向けた重要な一歩となる。今後の議論の行方に、政治関係者だけでなく国民の注目も集まっている。

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