日興証券が7.2%の賃上げを実施、初任給は35万円に引き上げ
SMBC日興証券は10日、基本給を底上げするベースアップを含む7.2%程度の賃上げを7月に実施すると発表しました。この引き上げは4年連続となります。物価高に対応し、社員の生活維持と意欲向上を図ることを目的としています。
新卒社員の初任給が大幅に向上
来年4月入社の新卒社員の初任給については、1万3千円の引き上げが行われ、全国転勤がある場合は35万円とすることが明らかになりました。この措置は、優秀な人材の確保と若手社員の生活安定を支援する狙いがあります。
育休制度の大幅な拡充も実施
同社はまた、育休制度を4月に拡充したことも発表しました。具体的には、3歳未満の子ども1人につき最大20日間の育児特別休暇を取得できるようにしました。従来は3日間だったため、大幅な改善となります。
さらに、男性社員に対しては、子どもが2歳を迎えるまでに合計で20日間の育休取得を必須とし、育児参加を積極的に促す方針を打ち出しています。この取り組みは、ワークライフバランスの向上と多様な働き方を推進する意図があります。
これらの賃上げと制度拡充は、持続的な成長と社員の満足度向上を目指す同社の戦略の一環として位置づけられています。経済環境の変化に対応しながら、人材投資を強化することで、長期的な競争力の維持を図る姿勢が示されています。



