ウォータージェット施工の先駆け企業が全国展開 技術力と機械化で若者に選ばれる企業を目指す
ウォータージェット施工の先駆け企業 技術力と機械化で若者に選ばれる企業へ

ウォータージェット施工の先駆け企業が全国展開 技術力と機械化で若者に選ばれる企業を目指す

超高水圧を活用してコンクリートの劣化部分や不要部分だけを精密に除去する「ウォータージェット」施工において、県内で先駆的な役割を果たしている企業が、北海道、関東、九州に機材センターを設置し、全国規模で発注業者の多様なニーズと高い期待に応え続けています。

東日本大震災後の需要増加と国交省推奨技術選定

東日本大震災以降、道路やインフラの耐震補強工事に対する需要が一段と高まる中、環境負荷が少ない同社独自の「ウォータージェットはつり処理工法」が、2024年度に国土交通省の選定推奨技術に選ばれました。さらに、同社が開発した機械装置が東日本、中日本、西日本各高速道路の規格認定機となるなど、その卓越した技術力が広く認められています。

創業者のこだわりと技術革新の歩み

「モノづくり」に強いこだわりを持つ久野浩二社長(63歳)は、父親が創業した金属加工事業と並行して、ウォータージェットのノズル噴射部に関する仕事を受注することから始めました。その後、施工業務にも着手し、事業を拡大してきました。

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当初は「ハンドガン」と呼ばれる工具を用いて、作業員がすべてのコンクリート切削やはつり処理を手作業で行っていました。しかし、社員の安全確保と作業効率の向上を目指し、積極的な機械化に乗り出しました。

大手ゼネコンとの共同開発による特許技術などを基盤として、オリジナルの工作機「JET MASTER」シリーズを次々と開発。遠隔操作による作業員の安全確保と施工速度の大幅な向上を実現し、創業以来蓄積されてきたノウハウと最新技術を融合させることで、「全国区」の企業としての地位を確固たるものにしています。

将来展望:技術者育成と機械化による賃金アップ

久野社長は今後の展望について、次のように意気込みを語っています。「今後さらに技術者の育成と機械化を推進することで、コスト削減を図り、その成果を賃金アップにつなげていきたいと考えています。これにより、若い人材から選ばれる魅力的な企業を目指していきます。」

同社は1971年に創業し、現在の売上高は約26億円、従業員数は50人です。事業内容は、ウォータージェット機械装置の開発・製造、およびコンクリートのはつり工事業を中心としています。所在地は福島県二本松市針道字佐勢ノ宮22の1です。

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