ロシアが米国に「2カ月でウクライナ東部制圧」と期限提示、ゼレンスキー大統領が批判
ウクライナのゼレンスキー大統領は3月31日、侵攻を続けるロシアが米国に対して、激戦地であるウクライナ東部のドンバス地域を「2カ月以内に制圧する」と伝達していたことを記者団に明らかにしました。この地域はルハンスク州とドネツク州を含み、戦闘が激化している地域です。
ロシアの主張とゼレンスキー大統領の反応
ゼレンスキー大統領によれば、ロシアは米国に、この2カ月の期間内にウクライナ軍が撤退すれば「戦争が終結する」と主張していたとのことです。しかし、大統領はこの主張を強く批判し、ロシアが11月の米中間選挙を見据えて、戦闘終結の意思があるように装っていると指摘しました。
さらに、ゼレンスキー大統領は以下の見解を示しています:
- ロシアが2カ月以内にドンバス地域を制圧することは事実上不可能である。
- 仮に制圧したとしても、ロシアは戦闘を継続する意向があると見ている。
- 「こうした主張を信じる人がいることに驚いている」と述べ、ロシアの提案に疑問を投げかけました。
この発表は、ウクライナ侵攻が長期化する中で、ロシアが外交的な圧力をかけている可能性を示唆しています。ゼレンスキー大統領の批判は、国際社会に対し、ロシアの意図を慎重に評価するよう促すものと言えるでしょう。



