アサヒビール、果実入り新シリーズ「まるごと食感サワー」を4月から順次発売へ
アサヒビールは3月18日、缶チューハイやサワーなどに果実をそのまま入れた新シリーズ「まるごと食感サワー」を、4月から順次発売すると発表しました。この新商品は、缶を開けてすぐに飲めるRTD(レディー・トゥー・ドリンク)市場でのシェア拡大を目指す戦略的な取り組みの一環です。
「未来のレモンサワー」のヒットを契機に新シリーズ展開
今回の新シリーズは、過去に数量限定で発売され、缶を開けると輪切りレモンが炭酸で浮かび上がる仕掛けが話題となった「未来のレモンサワー」がヒットしたことを受けて開発されました。この成功を踏まえ、果実入りならではの食感を楽しめる商品として、より幅広い展開を図ります。
第1弾として、4月から5月にかけて、アルコール分の高い商品やノンアルコール商品などを、数量や期間限定で発売する予定です。アサヒビールは、このシリーズ全体で2030年までに500億円規模の売上高を目指すとしています。
RTD市場での競争激化、アサヒがチャレンジャーとして攻勢
現在、RTD市場ではサントリーやキリンビールが先行しており、シェア争いが激化しています。アサヒビールの古沢毅・マーケティング本部長は、説明会で「チャレンジャーの立場で、我々にしかできない商品を展開していきたい」と語り、独自性を強調しました。
この新シリーズは、消費者に新鮮な体験を提供し、市場での存在感を高めることを目的としています。アサヒビールは、果実の食感を活かした商品開発を通じて、RTD市場での地位向上を図り、競合他社との差別化を進めていく方針です。



