鳥取県が「松屋が来たら」キャンペーン展開 唯一の出店空白県を逆手にPR
鳥取県「松屋が来たら」キャンペーン 唯一の空白県をPR (07.04.2026)

牛丼チェーン「松屋」の出店空白県、鳥取が逆手に取ったPR作戦

牛丼チェーン「松屋」(東京)が全国で唯一出店していないことを逆手に取り、鳥取県が「#鳥取に松屋が来たらキャンペーン」を展開しています。これは松屋で食べたい県コラボメニューを公式Xで募集する、やや気の早い取り組みであり、県民の関心を集め、出店につなげようとする試みです。

知事の得意なだじゃれで始まったキャンペーン

平井伸治知事は2日の定例記者会見で「松屋はないが松葉(ガニ)がある」と得意のだじゃれを交え、県産品のPRも兼ねたキャンペーンを始めると発表しました。松屋は3月26日に島根県出雲市にオープンし、鳥取は唯一出店がない都道府県となりました。

県のキャラクター「トリピー」が公式Xで「ぜんぜん気にしてないんだからね!」と投稿。松屋が出店されていない唯一の県になったことをほのめかしつつ、机に広げた「こっち来て」と書いたうちわと一緒に写った姿が「めちゃくちゃ気にしとる」などのコメントを集めました。松屋も「いつか必ず『大トリ(鳥取)』を飾りたいと思っています!」と応じ、そのやりとりがSNSで話題になっていました。

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キャンペーンの詳細と県の期待

キャンペーンはトリピーの公式Xをフォローし、コラボメニュー名とイラストか写真、使用する県産食材を記して、「#鳥取に松屋が来たら」を付けてキャンペーン投稿を引用リポストします。抽選で5人に松葉ガニと温泉付きの県内旅行券が当たる仕組みで、16日まで実施されます。

県広報課は「鳥取には色んな県産食材があることを知ってもらって、ぜひ松屋も鳥取に来てくれたら」と期待を示しています。トリピーの公式X投稿は6日時点で79万PVを記録し、大きな反響を呼んでいます。

だじゃれで呼び寄せた実績に期待

平井知事は以前もだじゃれで大手チェーンを「呼び寄せた」実績があります。2012年、松江市への出店を発表し、鳥取が唯一の空白県となったコーヒーチェーン大手「スターバックスコーヒー」について「スタバはないが日本一のスナバ(砂丘)がある」と発言。15年に待望の「スターバックスコーヒー」の県内オープンにこぎつけました。

今回も「なんでまた島根県が先かなという思いもありますが」とスタバを引き合いに出しつつ、「もしかしたら(鳥取に)来るかもしれない」と“二匹目のドジョウ”に期待を寄せました。だじゃれは再び実を結ぶでしょうか。県民だけでなく全国から注目が集まるユニークなキャンペーンは、地域活性化の新たな手法として評価される可能性があります。

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