駅間距離「日本最短」の筑豊電鉄・西黒崎駅、7月末で廃止へ
駅間距離「日本最短」の筑豊電鉄・西黒崎駅、7月末廃止

福岡県の筑豊電気鉄道(中間市)は28日、黒崎駅前駅(北九州市八幡西区)と筑豊直方駅(直方市)を結ぶ路線の21駅のうち、西黒崎駅(同区)を7月31日付で廃止すると発表した。隣の黒崎駅前駅との距離がわずか約200メートルで、路面電車を除く鉄道では松浦鉄道(長崎県佐世保市)の佐世保中央―中佐世保間と並び、駅間距離が日本最短であることで知られていた。

筑豊電気鉄道によると、西黒崎駅は1992年10月25日に開業。自動車専用道路・黒崎バイパスの建設工事に伴い、駅のホームが一部撤去され、周辺を工事用車両が頻繁に通行し、安全確保が難しいことから、2021年10月1日に営業を休止していた。

廃止の理由について、同社の鉄道事業が1995年度以降30年連続で経常赤字を計上しており、駅を再開する場合、多大な費用を要するほか、現行ダイヤの維持が困難となり、さらなる収支悪化を招くおそれがあるとしている。

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また、7月18日から平均5.19%の運賃値上げを行うことも発表した。厳しい事業環境のなかで一部の車両の老朽化が進行し、物価高騰や乗務員らの確保のための待遇改善による人件費が増加していることなどを理由にあげている。

初乗りは220円から230円に、黒崎駅前―筑豊直方間は460円から480円になる。定期券は通勤で平均5.01%、通学で4.97%上がる。値上げは2024年9月に平均5.6%引き上げて以来となる。

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