ランドセル商戦、早くも開始 15年で価格1.7倍に高騰 2027年入学向け
ランドセル商戦開始 15年で価格1.7倍に高騰 (20.03.2026)

ランドセル商戦、早くも開始 15年間で価格1.7倍に高騰

デパートやスーパーにおいて、2027年春に入学する小学1年生向けのランドセル商戦が早くも始まった。2025年春の入学者の平均購入価格は6万円を超え、15年前と比較すると約1.7倍まで上昇している。今シーズンの商戦も値上がり傾向が続く見込みで、少子化の進行により子ども1人にかけられる金額が増加する中、原材料費の高騰や製品の高機能化が主な要因として挙げられている。

新宿高島屋で特設売り場オープン 人気ブランドは11万円

新宿高島屋(東京都渋谷区)では、3月18日にランドセルの特設売り場をオープンした。売り場には人気ブランド「ポロ ラルフ ローレン」の商品(11万円)などが並び、売り場全体の平均価格は約7万6500円と、昨年よりも2500円高い水準となっている。早い時期から購入を検討する動きは「ラン活」と呼ばれており、親子連れが品定めに訪れる光景が見られる。

平均購入価格は6万746円 祖父母の支出が54.4%

業界団体「日本鞄協会ランドセル工業会」(東京)の調査によると、2025年春の入学者の平均購入価格は6万746円であった。これは15年前の3万5400円から実に70%もの上昇を示している。また、支払いを行ったのは祖父母が54.4%を占めており、1人の子どもにかける支出を惜しまない傾向が、購入価格の押し上げに繋がっている実態が浮き彫りとなった。

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東京都八王子市の親子の声 高額でも「良いものを」

東京都八王子市に住む41歳の女性は、娘が気に入ったポロ ラルフ ローレンのランドセルを購入しようかと検討している。「良いものを買ってあげたい」という思いから、高額な商品にも関わらず前向きに考えている。このような消費行動は、少子化の影響で教育や育児に関する支出が集中する傾向を反映しており、ランドセル市場全体の価格上昇に拍車をかけている。

全体的に見て、ランドセル商戦の早期化と価格高騰は、社会経済の変化を如実に示す現象と言える。今後も原材料コストの変動や消費者のニーズの多様化に伴い、市場動向が注目されていくことだろう。

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