政府系金融機関3社のトップが交代することが26日、明らかになった。日本政策投資銀行(政投銀)の社長には牧裕文常務執行役員(57歳)が、日本政策金融公庫(日本公庫)の総裁には前内閣官房副長官補の藤井健志氏(63歳)が、国際協力銀行(JBIC)の総裁には天川和彦副総裁がそれぞれ就任する。3氏は6月に開催される各社の株主総会で承認を得た上で、正式に就任する運びとなる。
政府が閣議で人事を了承
政府は26日の閣議で、今回の人事を了承した。これに伴い、政投銀の地下誠二社長(63歳)、日本公庫の田中一穂総裁(70歳)、JBICの林信光総裁(69歳)はそれぞれ退任する。今回の交代は、各機関の経営体制を刷新し、今後の政策金融の円滑な運営を図る狙いがあるとみられる。
新体制の顔ぶれ
牧裕文氏は政投銀で長年にわたり業務を統括し、財務戦略やリスク管理に精通している。藤井健志氏は内閣官房副長官補として政策調整に携わり、行政経験を生かした経営が期待される。天川和彦氏はJBIC副総裁として国際金融業務を牽引してきた実績を持つ。
政府系金融機関は、民間金融だけでは対応が難しい分野への資金供給や、中小企業・海外事業支援などを担っており、新体制のもとでの今後の施策が注目される。



