SBI北尾社長、筑邦銀を痛烈批判「提携で何一つしてもらえなかった」
SBI北尾社長、筑邦銀を批判「何一つしてもらえなかった」

SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長は、5月1日に行われた決算記者会見において、資本業務提携を解消した筑邦銀行(福岡県久留米市)に対して厳しい批判を展開した。北尾氏は、「提携においてはギブ・アンド・テイクが極めて重要である。しかし、筑邦銀行からは何一つとして提供してもらうことはなかった」と述べ、提携関係の不均衡を強調した。

「第4のメガバンク構想」からの離脱

SBIは、地方銀行との事業連携を推進する「第4のメガバンク構想」の一環として、2020年に筑邦銀行と資本業務提携を締結した。しかし、出資比率の引き上げを巡る協議が難航し、昨年12月に資本提携を終了することが決定された。この離脱は、同構想において初のケースとして注目を集めている。

北尾氏の批判の詳細

北尾氏はさらに、「業務を進める中で、うまくいかないことや、逆にうまくいっていることについてのコミュニケーションが全くなかった。そのような会社の株式を保有し続けることはできない」と強調し、情報共有や連携の欠如を指摘した。また、筑邦銀行との提携解消後も、SBIはフジ・メディア・ホールディングスの株式を巡り、傘下2社と合わせて計7・1%を保有していることについて言及。「いろんな展開があるでしょう」と述べるにとどめ、具体的な戦略については明らかにしなかった。

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過去最高の決算を発表

同日、SBIは2026年3月期の連結決算を発表した。売上高に相当する収益は前期比31・4%増の1兆8966億円、純利益は2・6倍の4275億円となり、いずれも過去最高を更新した。堅調な業績を示す結果となった。

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