米ブルームバーグ通信は11日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)がIT部門の従業員500~600人程度を削減すると報じた。コスト圧縮に加え、新たな技術分野に対応できる人材に入れ替える狙いがあり、削減対象は世界各地のGM拠点に及ぶ見通しだ。
削減の背景と詳細
事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、11日から対象者への通知を開始したという。GMは米国販売の伸び悩みやインフレ圧力に直面する中、収益力強化に取り組んでいる。
ブルームバーグは昨年10月にも、GMが事業変化への対応として200人超の従業員を削減したと伝えており、EV需要の減速を受けて工場労働者の削減も進めているという。
業界全体の動き
自動車業界では、電動化や自動運転技術の進展に伴い、従来のエンジニアリングからソフトウェアやAI分野への人材シフトが加速している。GMの今回の措置も、こうした流れの一環とみられる。
同社は2023年に約3000人のホワイトカラー従業員を削減する計画を発表しており、継続的なコスト削減と組織改革を進めている。



