アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)の神田真人総裁は22日、任期満了に伴う総裁選に向けて、再選を目指して立候補する意向を明らかにした。ADBが同日発表した。神田氏は再選されれば、「直面する課題からわれわれの地域を守るために迅速に行動する」と強い決意を示した。現在の任期は11月23日までとなっている。
片山財務相が再選を強く支持
片山さつき財務相は22日、財務省内で記者団に対し、神田氏について「国際金融全般に非常に詳しく、実務的に動ける人物だ」と評価。複雑化する開発課題に対応し、アジア太平洋地域の成長に向けたリーダーシップを発揮できるとして、「再選を強く支持する」と述べた。
神田氏の実績と課題
神田氏は2020年にADB総裁に就任。在任中は新型コロナウイルス禍での支援拡大や気候変動対策への融資増加を推進してきた。一方で、アジア地域のインフラ需要の拡大や地政学的リスクへの対応が今後の課題とされる。
- 再選されれば、神田氏は2期目に入る。
- ADB総裁選は通常、理事会による投票で決定される。
- 日本の財務省はADB最大の出資国として影響力を持つ。



