堀場製作所、京都市南区に大規模なグローバル本社を新設へ
堀場製作所は12日、京都市南区に「グローバル本社」を新設する計画を正式に発表しました。このプロジェクトには約370億円の投資が見込まれており、現本社の隣接地に整備されます。新本社は地上10階、地下1階の構造で、現在の本社に比べて約11倍の広さを誇り、2028年1月の完成を目指しています。
社内交流と歴史展示を重視した設計
新本社の設計では、中央部に吹き抜けや大階段を設置し、部署を超えた社員同士の交流を促進する工夫が施されています。これにより、イノベーションの創出やチームワークの強化が期待されます。また、一般来場者も可能な創業の歴史を伝える展示スペースを設け、企業の歩みを広く発信する方針です。
グループ戦略の一体的な強化を推進
現在、京都や滋賀エリアに分散していたグループの企画部門や営業部門などが新本社に集約されます。これにより、グループ全体で一体的な戦略立案を強化し、効率的な事業運営を実現します。堀場製作所の取締役は、「新本社で事業基盤を強化し、売上高1兆円企業を目指す」と意気込みを語りました。
従業員増加に伴う拡張の必要性
現在の本社は1997年に完成しましたが、それ以降、従業員数は約4倍に増加しています。この急激な成長に伴い、本社の拡張が不可欠と判断され、今回の新設計画に至りました。新本社は、今後のさらなる成長を見据えた基盤整備として位置づけられています。
この投資は、関西地域の経済活性化にも寄与すると見られ、地元企業のグローバル展開を後押しする重要な一歩となるでしょう。



