ミツカンは1日、同社が製造・販売する納豆商品について、6月1日より価格を改定すると発表した。値上げ幅は6%から最大20%に及ぶ。背景には、原料である大豆の仕入れ価格が世界的な需給逼迫により上昇していることに加え、中東地域の情勢悪化が影響している。
値上げの主な要因
大豆の国際価格は、主要産地での天候不順や輸送コストの増加により高止まりが続いている。さらに、中東情勢の緊迫化は、石油化学製品の価格上昇を招き、納豆の包装容器に使用されるナフサの調達コストを押し上げた。ナフサはプラスチック製のパックやフィルムの原料であり、その高騰が製品価格に直接的な影響を与えた。
販売休止の措置
ミツカンは、一部の納豆商品について5月1日をもって販売を休止した。これは、原材料費の高騰により現行価格での供給が困難になったためと説明している。販売休止の対象商品は、同社のホームページで公表されている。
今回の値上げは、消費者にとっては生活必需品の価格上昇となり、家計への負担増が懸念される。ミツカンは「引き続きコスト削減に努めるが、現状の価格を維持するのは困難と判断した」とコメントしている。



