経営再建中の東芝が2026年3月期の連結決算(米国会計基準)を発表し、純利益が前年の約7倍となる1兆9673億円に達し、過去最高を更新したことが明らかになった。この大幅な増益の背景には、人工知能(AI)の急速な普及に伴い、同社が保有する半導体大手キオクシアホールディングスの株価が急騰したことがある。東芝はキオクシア株の売却益と再評価益として合計2兆2770億円を特別利益に計上した。
本業も好調、売上高は3.7兆円
売上高は前年比5.6%増の3兆7091億円となり、本業も堅調に推移した。AI普及に伴うデータセンター投資の拡大を背景に、送配電設備やハードディスクドライブ(HDD)の販売が伸びたことが寄与した。営業利益は51.5%増の3008億円と大幅に改善し、全セグメントで増益を達成した。
副社長コメント
池谷光司副社長は「本業の収益力が着実に向上している」と述べ、今後の成長への自信を示した。東芝は現在も経営再建の途上にあるが、今回の好決算は同社の再生に向けた大きな一歩となる。
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