大王製紙、エリエール製品を15%以上値上げ 8月から原料コスト増で
大王製紙、エリエール製品15%以上値上げ 8月から

大王製紙は15日、同社の「エリエール」ブランドに属するトイレットペーパーや生理用品、乳児用紙おむつなど家庭用全紙製品について、2026年8月1日納品分から15%以上値上げすると発表した。この値上げは、中東情勢の混乱に伴い、ナフサ由来のポリエチレンなどの原料コストが上昇していることが主な要因である。全商品の値上げは2025年4月以来、約1年4カ月ぶりとなる。また、病院や施設向けの業務用品についても同時に価格を引き上げる方針だ。

ユニ・チャームも追随

一方、ユニ・チャームも紙おむつや生理用品を中心とした主力商品について、2026年7月以降、順次5%前後の値上げを実施する方針を明らかにした。同社は値上げに合わせて商品のリニューアルも行うとしている。これにより、家庭用紙製品の価格上昇が一段と進む見通しだ。

原料高騰の背景

中東地域の地政学的リスクの高まりは、原油価格の上昇を通じて石油化学製品の価格を押し上げている。ナフサから派生するポリエチレンは、紙おむつや生理用品の素材として不可欠であり、そのコスト増が製品価格に直接反映される形となった。大王製紙は「今後も原料価格の動向を注視し、必要に応じて価格改定を検討する」とコメントしている。

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業界では、昨今の円安や物流費の上昇も加わり、紙製品の価格は上昇傾向にある。消費者にとっては家計への負担増が懸念されるが、各社は品質維持のためにやむを得ない判断と説明している。

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